ほめるのは良いことか

褒めるのは良いことか

 

褒めるのは良いことか


 

ある心理学では、「褒めるのは良くない」と言われています。
では褒める代わりに何をすればいいのか。
 
 
最近は「勇気づけをすること」が有効とされています。
勇気づけをするというのは、「本人の内側からやる気や勇気を引き出すこと」です。
 
では、どうして褒めるのは良くないのか。
 
 

 
 

褒めるのは、上下の関係になる


 
 
褒めるのは、いわゆる上からの関係、つまり縦の関係になります。
一方勇気づけは横からの関係になります。
 
例えば、職場で上司や先輩、社長が上から目線で褒めたとしたらどうなるでしょうか。
褒められて嬉しいと頑張るかもしれないけど、褒める人がいなくなったらやめてしまいます。
 
誰か褒めてくれる時だけ頑張ります。
逆に、褒めてもらうためにはインチキしても悪さしても褒められようと頑張ってしまう。
これが前職ではたくさんあった。
 
 

勇気づけとは何か


 
 
そもそも人は、誰かに貢献している時に最も強く幸せを感じます。
 
だから、自分が「やれたか、出来たか」いうことも、
「自分が何か頑張ることで人の役に立ったな」という誰かからのフィードバックを通すと自分はできるんだと思います。
だから、さらに内側からやる気が湧いてくる。
 
 
上司と部下、もしくは親子関係においてはどうしても上下関係、縦の関係になりがち。
それを否定はしませんが、例えば、
いい結果が出たり、成功したり一番になったとき
「よくやったな」「頑張ったな」「一番になったな」と本人が思っていたとします。
 
 
上下関係なら、
「●●さんがここで頑張ってくれたおかげで△△さんが助かったよ」
とか
「僕が助かったよ」
とか
「私も上司として誇らしいよ」とか、
「自分の会社がこんな風に良くなったよ」とか。
 
 
こんな風に、横の関係でありながら、相手が努力したことに関して
「こんな風に貢献してくれたよ」と具体的なことを指摘することを「勇気づけ」といいます。
 
 

失敗した時にどうなるか


 
 
頑張って成功したとかうまくいった。成果が出た、そんな時は
「よくやったな!」とか褒めると頑張るかもしれないけど、
失敗したときは失敗しちゃったんだとかなかなか褒めようがないです。
 
ところが勇気づけは、失敗したことに関しても結果としては失敗したかもしれないけど
そこまでに努力した過程だったりとか、協力しようとしたとか、本人なりに工夫したことに関して、
「こんなところ頑張っていたよね」
というように伝えることで、
たとえ失敗したとしても、
努力する過程自体が認められて、また頑張ろうと思う。
 
つまり、失敗をおそれない人になっていきます。
 
 

昨日の自分より今日の自分


 
 
他にも、勇気づけのいいところには、個人内評価があります。
 
昨日の自分より今日の自分。
そして今日の自分より明日の自分。
過去の自分と比べてどこがうまくいったかを考えられるようになります。
 
 
例えば、
「先週そこまでできなかったけれど今日ここまでできるようになったよね」って伝えると
これは勇気づけになります。
 
こどもや部下が、「先月できなかったことができるようになったんだ!」と思っていたとします。
 
ところが
「○○くんに比べてどうだよね」とか
「同期のみんなに比べれば君はここがダメだよね」とか言っちゃう。
 
 
これがまずい。
 
 
逆に「同期の人に比べれば君は早いよね」と言っちゃうと、
その人はチームや組織、グループに貢献しようとする代わりに、
他の人間よりも自分が勝っているということに意識を向けようとします。
 
そうすると、やっぱり、貢献よりも
自分が勝つこと、
悪いことしてでも自分は勝つこと、
突き抜けることに
意識が向いてしまいます。
 
もちろん、人と評価してごく一部の優れた人材は輩出されるかもしれないですが、
会社全体の総生産性、チーム全体の総生産性は、
やる気満々の1割の人間とやる気のないその他大勢になってしまいます。
 
 
だったらチーム全体、学校であればクラス全体が良くなった方が当然良いので、
人と比べる個人評価ではなく、
昨日の自分、一昨日の自分と比べて今日はどうだったか、
そして今日の自分に比べて明日どこを成長させていくか
を考えていった方が良いのです。
 

 



 
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