ほめるのは誰のためか

褒めるのは誰のためか

 

褒めるのは誰のためか


 
「褒める」という行為は、実は、褒める側が基準を判断します。
相手基準の判断です。
 
そうすると褒めて結果を出したり、褒められて結果を出す人は常に人の顔色をうかがいます。
 
 
例えば、部長と課長が一貫して褒めたことなら頑張るけど、
部長と課長が違うところで褒めていたとしたら
「あれ、どっちの顔色を窺えばいいのだろう」
「どっちの判断に従えばいいのだろう」
と迷ってしまいます。
 
そして、上司や会社が変わるたびに、どんどん自分がなくなってしまいます。
 
 
親子関係でもそうですよね。
お父さんとお母さんのどっちにほめられればいいのか。
顔色をうかがって、強い方につこうとします。
 
 

自分で自分を判断する


 
 
それに対して、勇気づけは自分で判断する行為です。
 
では何を基準に判断するか。
 
自分の努力や能力、頑張っていることが、
自分の関わるチームや組織の人たちにどれだけ喜んでもらえたか、
貢献してもらえたか
によって判断します。
 
そうすると自分で考えるようになります。
ひいては、自分で自分自身を勇気づけられるようになります。
 
 
しかし、まだ幼い保育園の子の場合、
先生がボタンが付けられてよくできたねと褒めると、
その先生が言うときは頑張るのだけれど、
褒める先生がいなかったらそのボタン付けをやらなくなります。
 
 

「役に立ったよ」


 
 
ところが
「自分でボタンを付けてくれたおかげで、先生助かったよ」
「先生仕事がちょっと楽になったよ」
と、こんな風に相手の行為を褒める代わりに、
相手の行為が自分にどのように役に立つかを伝えていくことで
この褒めるたり勇気づけたりする先生がいなくても
自分で考えられるようになります。
 
 

ほめるのと勇気づけるのとの決定的な違い


 
 
「褒める」はあなた発信のメッセージ
「君はここいいよね」「君はここ悪いよね」。
全く褒められない環境よりはもちろんそれで見てもらえるほうがいいんですが、
やっぱり人の判断や評価に頼ってしまいます。
 
それに対して私メッセージを使うのが勇気づけ。
「○○さんが先日あのプロジェクトを頑張ってくれたおかげで僕もこのプロジェクトが楽になったよ」
とか、
「君の頑張っている姿を見て僕も新たにチャレンジしようと思うんだ」
とか。
 
 
こう言われるとどう感じますか?
 
「自分の努力が他の人の元気も引き出しているんだ」
とか
「組織やチームに貢献している」
と感じて、貢献感がアップします。
それが勇気づけることの効用です。
 
 
また、「褒める」というのは「激励」になります。
「頑張れ!」「できるぞ!」なんていうふうに。
 
もちろん横の関係でこういうフレームで言う場合はもちろんありなのですが、
上から目線で激励したらどうなりますでしょうか。
 
例えば、
あなたが旦那さんで家にいるときに、専業主婦の奥さんが家に帰ってきて、奥さんに対して、
「今日は偉いね、カレー上手にできたね」
と、こんな風に褒めたらどうでしょうか。
 
「ふざけるんじゃないわよ、毎日作っているんだから当たり前よ!」
と奥さんに怒られちゃったりします。
 
 
なぜかというと、これは上から目線で「上手だね」という激励になっているからです。
それをずっとやっている人の側からすると、
バカにされたような感じがするのです。
 
 
勇気づけるにはどうしたらいのか。
勇気づけの一番のキーフレーズは感謝なのです。
「君が本当に美味しいカレーを作ってくれたおかげで癒されるよ」
とか
「こんなに美味しいものを食べられる俺ってすごく幸せだよ」
とか、相手がやった行為に対して、
自分がどれだけ頑張れたりいい状態になったか感謝を伝えるのが勇気づけです。
 
 

自分に対してどんな良い影響があったのかを伝える


 
 
ぜひ、他の人が自分に対してどんな良い影響があったのかを伝えることをやってみて下さい。
たとえそれが部下であれ上司であれ。
 
最近多いのは、年上なんだけれど自分の部下、なんてこと。
自分より何十年も職場での経験が多い人に対して
「○○さん上手だね」と言うと相手は気分が悪くなります。
年齢が上の人に褒めるのはなかなか難しい。
 
 
でも勇気づけるなら、横の関係になります。
「○○さんが本当に頑張っているのを見て、僕もこんなに頑張れます」
とか、
「△△さんのそのスキルを見ていて、僕ももっと上を目指したいと思いました」
とか。
目下の人だったらまだ新人や3日目だとしても、
「そのひたむきな姿勢、一生懸命テーブルを拭いている姿を見て、僕も初心を思い出してまっさらな気持ちで頑張ろうという気持ちになった」
とか、そんなふうに
私が相手から受けた良い影響を伝えてみて下さい。

 



 
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