楽天を退職しました。

楽天を退職しました。

 

 

楽天の営業職を卒業して思ったこと

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7月をもって大好きな楽天を離れることに致しました。ご挨拶できなかった皆様申し訳ございません。7年6ヶ月の在籍でした。こんなに凄い会社は他には到底ないなと、辞めることを決心してからはさらに深く思いました。
 
 
06年入社当時、既に大きな会社になっていたのに、最終面接が終わった3分後には「あのあたりがあなたの席です」と案内されたそのスピード感。

小林正忠さんが「僕らは日本を元気にするためにやっている」と、ミッションを毎月毎月毎月口酸っぱく言う。

そんな環境に最初からすっかり魅せられてしまいました。
 
 

仕事としては、
新規営業として112社との出店契約、出店直後のサポートは延べ800店舗様と。その後、東京と地方でのECコンサルタント、営業企画。対出店者向け無料勉強会は4年間で36回開催。楽天大学講師月間MVPも受賞。直近担当させていただいていた店舗様の合計流通額は年間220億円(毎日5500万円)を越えました。ショップオブザイヤーの店舗様を多数輩出し、今年の1月には楽天グループ全体の月間MVPも頂くことが出来ました。7年間で楽天市場に関わる川上から川下まで広く浅くは見てこれたなあと思います。
 
 
追いつけないと思える才能にたくさん出会えました。常に高いところに目標をベンチマークでき、成長を実感できました。
 
 
 

そんな中、心理的転機が訪れたのは2009年頃からでした。
こんなことを書いたら怒られるかもしれないですが、
自らと上司のために働くこと、それが成功だと教わりました(今はそんなこと言う人はひとりもいませんが)。
 
 
そのあたりをキッカケに強烈に「自分は何のために働くのか」を考え始めました。
「何を」ではなく「どのように」でもなく、「なぜ」。
 
 
 
誰だって、自分のためになることを優先したい。お金を儲けたい。社会的地位が欲しい。自分の家族を養いたい。
 
 
私も、そうです。今も、そうです。
 
 
ただ、
自分と近くの人のため「だけ」に働くことはできなかった。
ここ数年は、その違和感に耐えられなくなったというのが本音です。
 
 
 
もうひとつ、3年前のある日ある店舗様(クライアント)から
「永井くん、インターネットの会社にいてそんなことも知らないの」と本気で驚かれたことがありました。
 
日本を席巻する業界のド真ん中にいて、最も優れた環境にいると勘違いをし、浮かれ、努力を怠っていました。

 
 
「変化」を「成長」と取り違えていたのでした。

 
 
清濁併せ呑むような楽天という渦。その中で水面に浮かぶ木の葉のようにただクルクルまわっていただけだったのでした。
木の葉の色はすっかり色褪せていました。

 
 
 

誰かの幸せを考えて生きることはしなくていいのか。
本当に世の中のためを思って働くことは出来ないのか。
それらを自分に問い直しました。

 
 
 
 

1年半前から「夢ノート」と名付けたノートを付け始めました。疑問や鬱屈した想い、自分が真にやりたいことを探すための未来へのノートです。
 
 
日本の社会をより良くしたい。日本を強い国にしたい。
書くうちそんな思いが湧いてきました。

 
 
 

なぜそう思ったのか。
 
楽天は英語公用語。社内で強く感じたのは、日本と世界から集まる人材とのキャリアへの意識の差でした。

 
 
あるとき新卒採用面接を少し手伝わさせてもらいました。こんな子たちがいました。
 
「4年間の居酒屋でのバイトを通して人に喜んでもらうことを学んだ。私の特技は笑顔。」
という日本人の子。

「高2でアジアで活躍したいと考え、日本語を1年学び、日本の大学へ留学、その後アメリカへ。企業インターンシップを3社経験し、ベンチャー企業ではマーケの責任者を担った。」
と日本語で話す中国人の子。

 
 
2人並ばれたらどちらを採用するのか。
これからの将来、答えはきっと明白です。

 
 
 

世界との差は生まれている。
実感を伴って。
 
 
 
 
 

その根本の根本の根本の原因を突き詰めると、幼少期の教育と家庭での教育にあるのではないかと考えました。

 
 

なんとなくそう思いましたが、私は子供の教育の実態と現状について何も知りません。
なので、
教育に関する活動をされている方や著者にたくさんお会いしてきました。教育先進国のオランダにも飛び込みで行ってみました。この1年でおそらく100人近くのお話は聞いたのではないかと思います。

 
 

そこで出会ったのは、教育を通して世の中を変えていきたいと強く想う人たち。これほどまでにたくさんいるのだということに感動すら覚えました。

若い世代では、やらされているのではなく、自らの理想を描き、独自の活動をされている方ばかりでした。目が、輝いていました。
 
 
優れた経営者たちは、優れていればいるほど教育について熱く語られる方が多いように感じました。経営者同士の語らいではいつも教育談義に花が咲きました。
 
 
 

みな
Issue(課題)やProblem(問題)ばかりではなく
Challenge(挑戦)とOpportunity(機会)に溢れていました。
 
 
 
 
 
私は、これから、幼少期の教育の道を志します。
幼少期の、語学と、才能(unique)の芽を伸ばす教育をしたい。

 
 
 
それが良い選択なのかどうかはわかりません。
お金がなくて生活できなくなっちゃうかもしれない(笑)。
 
 
 
 

でも、
何のために働くのか、
誰のために働くのか、
自分は何のために生きているのか、
の答えは出るのではないかと思っています。

 
 
 
 
 

最終出社前のある日、大好きで尊敬する上司との面談で、
「イイコトとツライコトが51対49でした」と話したことろ、大きく笑いながら、「そのツライコトが君の血となり肉となってるんだよ」と言われました。確かにその通りだと思いました。

 
 

ちょっとでもプラスなら儲けもん。「苦と楽を差引きすれば 浮世の値わずか三銭」。高杉晋作の言葉をかりると、まさにそんな心境です。
 
 
 

イヤなこともツライこともたくさんありました。
ただ1度たりとも
会社を嫌いだと思ったことはありませんでした。
 
 
 

既成概念を飛び越えるビジョンを毎週語り続け実現する経営者がいました。
ミッションを口酸っぱく繰り返してくれる経営幹部がいました。
バリューを生み出せる同僚たちがいました。
 

ここで働けて本当に良かった。
 
 

見聞きし体験したことが、
自らの血となり肉となり
次の未知なる領域を切り開いてくれる力となってくれると確信しています。

 
 
 

お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
出会った人全ての方々、これまでお付き合い頂き支えてくれた楽天の先輩、後輩、同僚、店舗様に深く感謝しております。
 
 

これから違う分野に進みますが
これまで以上にご指導ご鞭撻賜れればと思っております。
今後とも宜しくお願い致します。
 
 
2013/8/2 Takahiro Nagai
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